謹賀新年～施設長よりご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
新春のお慶びを申し上げますとともに、日頃から当施設の運営にご理解とご協力をいただき、心より厚く御礼申し上げます。
さて、2020年は新型コロナウイルスが世界中に蔓延し、私たちの日常生活は一変しました。例えばマスクの着用、手指消毒の徹底、外出の自粛、ソーシャルディスタンスの確保など、これまで考えもしなかったことが生活の中での当たり前のこととなりました。大分この生活にも慣れてきましたが、やはり息苦しさを感じずにはいられません。
その一方でテレワークやWebを活用した会議、研修、面会の環境も整いはじめ、これまでの仕事観やコミュニケーションのあり方そのものにも変化が生じています。遠方にいてなかなか面会できなかった方が、パソコン画面を通じて顔を合わせ、言葉を交わすことができるといった点などは、この変化のもたらしたプラスの側面であると言えるかもしれません。
このような新型コロナウイルスに端を発した変化によって、もはやただの感染対策の域を超え、私たちがこの先どういう生活をし、どのように生きていくかが問われているように感じます。
まず感染予防の徹底が最優先であることに間違いありませんが、この変化を冷静に受け止め、私たちの生活がより良い方向に向かうように工夫と努力をして参りたいと思います。
今年の干支は丑になります。
十二支の動物の中で最も動きが緩やかで歩みの遅い丑の年は、先を急がず一歩一歩着実に物事を進めることが大切な年と言われています。
この変わりゆく生活の中においても、庄和和合の理念である
〝ここには楽しみと喜び 明日への希望がある〟
という理念を実現できるように、一歩一歩着実に前に進んでいきたいと思います。
新型コロナウイルスの終息とともに、皆様にとって素晴らしい一年となりますよう心よりお祈りいたします。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
令和3年 元旦
施設長 佐藤 幸一
